フレッツ光とは?

フレッツシリーズの1つであり、そして現在のフレッツシリーズの代表的サービスがフレッツ光です。フレッツ光とは、NTT東日本とNTT西日本が提供している、光ファイバーケーブル(とても細いガラス繊維のケーブルを厳重に包みこんだケーブルのこと)を使用した光回線による高速通信サービスで、光回線を各家庭へ直接引き込むことで、ADSLとは異なり、遠距離が原因の劣化やノイズ等の影響を受けることなく、高品質で、かつ安定したインターネット環境を実現することが可能となっています。

光回線=高速というのは、あまりこういったことに詳しくない方であっても知られていることだと思いますが、フレッツ光の通信速度は最大100Mbpsとなっており、最大47Mbps(下り)であるADSLよりも2倍以上の速度を実現しています。それにより、動画・音楽…といった大きなデータもスムーズに見聞きすることが可能となります。

光ファイバー回線を取り扱っているところは多いですが、フレッツ光の最大の魅力は、やはり速度の速さではないでしょうか。現在は、インターネットを通じて動画を見たり、ソフトや音楽をダウンロードしたりすることが当たり前となっています。そして、普段はあまりインターネットの速度について気にしなくても、こういった時に速度というのは顕著に表れるものなんですよね。速度が遅いと、見ている途中で画像が止まってしまい、コマ送りのようになって見づらくなってしまったり、ダウンロードも、サイズが大きい場合はなかなかダウンロードが進まず、イライラしてしまうものです。しかし、フレッツ光であれば、上りも下りも速度がかなり速いですから、動画もスムーズに見ることができますし、ダウンロードも快適に進むのはもちろんのこと、アップロードもストレスを溜めずに行うことが可能となります(ちなみに、上りというのはアップロード、下りというのはダウンロードのことを言います。上りと下りの速度が速いということは、アップロードもダウンロードもスピーディに行うことができるということです)

また、WiiやNintendo DSなどのゲーム機と繋げることで、ゲーム機からもインターネットに接続し、幅広く遊ぶことが可能となります(別途申込みが必要)少し前までは、インターネットを介したゲーム(オンラインゲーム)は、パソコンからでないとプレイすることができないものでした。しかしここ数年の間で、家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機からでもオンラインでゲームを楽しむことができるのです(パソコンでプレイするオンラインゲームができるわけではありません)もちろん、遠く離れた友達とインターネットを介して一緒にオンライン上でプレイすることも可能ですよ。更に、別途申込みが必要ですが、低価格で利用することができるひかり電話も使えるようになります。

フレッツ光には、Bフレッツ・フレッツ光プレミアム・フレッツ光マイタウン・フレッツ光ネクスト・フレッツ光マイタウンネクスト・マンションタイプ・光ポータブル・光iフレーム…のサービスが存在します。ただ、フレッツ光では、NTT東日本地域とNTT西日本地域では、提供されているサービスがそれぞれ異なっており、現在、NTT東日本ではフレッツ光ネクスト・フレッツ光ライト、NTT西日本ではフレッツ光ネクスト・フレッツ光ライト・フレッツ光プレミアム・Bフレッツ・・・がそれぞれ提供されています。同じサービスでも、NTT東日本とNTT西日本とでは全く別の扱いとなりますので、例えば、共通して提供しているフレッツ光ライトを利用している場合であっても、これまでNTT東日本地域に住んでいて、転勤などによってNTT東日本地域に引っ越さなければならない場合は、一度、NTT東日本のサービスを解約してから、NTT西日本で新規に申込む必要があります。利用しているプロバイダは変更する必要はありませんし、住所変更などの手続きを行うだけで構いませんが、フレッツ光のサービスは、NTT東日本からNTT西日本へ変更しなければ、インターネットを利用することができないのです。当然、現在NTT東日本地域に住んでいる方が、NTT西日本が提供しているBフレッツなどのサービスを申込むこともできません。

Bフレッツは、NTT東日本・NTT西日本で提供しているサービスです。2000年12月に、光・IP通信網サービスとして東京都区部と大阪市で試験サービスを行い、そして2001年8月1日からBフレッツという名称で本格的に光ファイバーを用いた通信サービスを開始しました。この当時は、ベーシックタイプ・ファミリータイプ・マンションタイプ…の3つしかタイプが存在しませんでしたが、後に幅広くサービスを拡充していき、2005年にNTT西日本がフレッツ光プレミアム、2008年にはNTT東日本がフレッツ光ネクストを投入し、2009年度内でBフレッツは、Bフレッツ提供可能地域全域に拡大していきました。ただ、2012年3月31日をもって、一部の地域を除いてBフレッツの新規サービス申込みは終了しています。NTTでは、フレッツ光ネクストへのマイグレーション(プログラムやデータを移行したり、変換作業を行うこと)を計画しており、既に中継網となっている地域IP網を2013年度末を目標に、フレッツネクストへ移行工事中となっています。

現在、このBフレッツでは、ビジネスタイプ(主に企業向けのサービスで、メディアコンバータを使用しています。収容局までのファイバーと地域IP網までの回線を専有するため、スループット…つまり一定時間ないに処理することができるデータ量は高いですが、その分料金も高くなります)・ベーシックタイプ(企業だけでなく、インターネットを頻繁に利用する個人も対応することができるサービスで、メディアコンバータを使用しています。収容局までのファイバーは専有していますが、収容局から地域IP網までの回線は、他のユーザーと共有する形となっています)・ファミリータイプ(ユーザーの端末側の速度は最大10Mbpsであり、NTTが独自に開発したというSTM-PONを採用しています。現在は新規契約受付は行っていません)・ニューファミリータイプとファミリー100(一般個人・中傷企業向けのサービスで、B-PONおよび光回線終端装置を使用しています。収容局まで、上り156Mbps・下り62Mbpsののファイバーを、複数のユーザーで共有するのですが、局側の終端装置であるB-OLTの地域IP網側のインターフェースは100Mbpsとなっているため、100Mbpsを複数のユーザーで共有することになります。ユーザー端末側の速度は最大100Mbpsで、料金は安めで設定されている分、利用者が増えるとスループットが低下してしまうのが難点です。なお、ニューファミリータイプはNTT東日本、ファミリー100はNTT西日本でのタイプの名称です)・ハイパーファミリータイプ(一般個人・中小企業向けのサービスで、GE-PON(IEEE 802.3ah)ONU、または回線終端装置内臓のひかり電話対応ルータを使用しています。収容局までのファイバーは上り・下り共に1Gbps、最大64ユーザーで共有しており、地域IP網側のインターフェースは1000BASE-T、ユーザー端末側の速度は最大100Mbpsとなっています。ライン共有利用者が増えてしまうとスループットが低下する可能性が高くなります。このタイプはNTT東日本のみ提供されています)・ワイヤレスファミリータイプ(近在の電柱などに設置してある無線基地局:APと、ユーザーの一戸建住宅の外壁やベランダなどに設置したアンテナとの間でFWAを利用した光サービスです。光化が難しいとされている地域や散居村などに設置されることが多いようです。このタイプはNTT西日本のみ提供されています)…が用意されています。